映画『ラストナイツ』30点

演技よし、映像よし、俳優すごい!が、脚本が好かん。
キャナルで観たのに観客は5人くらいだった。
モーガン・フリーマンは、一地方を預かる領主である、その責任は常人には計り知れないほど重い。なのに自分だけの思いで突っ走ってしまう、最初からとっても興ざめだった。それに悪いのは皇帝なのに、クライブ・オーウェン扮するライデンはそこまで殺ろうとしないのだろうか。
忠臣蔵をベースにするなら、もう少しマシな脚本にしてほしいとこだ。少なくとも事実だし、対面を重んじるという文化的背景があってのものである。
タイトルはハリウッドでの制作の終わりも意味しているのかもしれない・・・。

映画 『めぐりあわせのお弁当』 70点

インド映画、インドでは奥さんが家で作った弁当を業者が回収して
仕事先とか学校に配達してまわる仕組みがあるみたい。
この話は、間違えて届けたことから、生まれた男女の交流を描いている。
周りに人は居るけど、孤独を抱えてどっかささくれてる人が、優しさを取り戻していくところは良かった。
最後はやはりこうなるんだと、これが現実なのだろうと思うが、二人とも晴れやかに人生へ向い合う
のだろうと予感させるところはやはり良かった。
クスッとするシーンが随所に散りばめられている。ボリウッドにしては踊らないし歌わない。