映画 『パッセンジャー』80点

SFにラブロマンス??って思ってどうかなとおもってたけど
そんな単純でもいたずらに複雑でもなく
分かりやすいストーリ、感情移入しやすい主人公
ジェニファー・ローレンスのうまい演技と
予想以上にちゃんとした映画で面白かった。
ローレンス・フィッシュバーンもふけたね。

監督はノルウェーのモルテン・ティルドウムで、
『ヘッドハンター』や『イミテーションゲーム』撮ってる監督。
どっちもお勧め。

バッドエンドの方がさらにリアリティあってよかったけど。
限られた状況の中で、限界まで怒り苦しんで、
最終的に前向きに生きていこうとする人間の姿は良かった。

レイトにも関わらず、カップルも多くて
俺も好きなあの子のことを考えながら見てしまった。

映画 『エリザのために』90点

おそらくKBCシネマで『4ヶ月、3週と2日』を観て、面白かったなと
記憶してた。

その監督のクリスティアン・ムンジウの作品。

ルーマニアの出身で、この映画もルーマニアの街を舞台にした話。

民主化に失敗して、コネと腐敗がはびこる社会に何とかして
娘の将来をいいものにしたいと奔走する父親の話。
その過程で、ルーマニアの現実が描かれる。

最後は希望らしきものを残して終わる。

ルーマニアの由来はローマ人の国って意味らしい。